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■ ■ ■   礼法と基本動作  ■ ■ ■


  ■ 受け身

練習の恐怖心を消すには受け身の上達を

 柔道といえば、まっ先に思い浮かぶのは投げ技だろう。最初にそれを習うということは、自分も投げられるということ。投げられた時に、ショックをやわらげ、ケガをしないようにするのが受け身なのだ。受け身がしっかりできると、ケガもしないし、練習で投げられる恐怖心もないので、技術が大きく進歩する。受け身は、大きく分けると、後ろ受け身、横受け身、前受け身、前回り受け身、という四種類がある。

●後ろ受け身●
後頭部、そして背中を守る受け身だ。両腕は脇の角度が30度くらいになるように体から離し、指はまっすぐのばして、手のひらでたたみを打つ


@あお向けの姿勢から

両腕を上に上げて、腕全体(手のひらは下に向ける)でたたみを打つ。あごを引き、帯の結び目を見て、後頭部をたたみにぶつけないようにする。

A座った姿勢から
両腕を肩の高さに構える。後ろに倒れながら、両腕でたたみを打つ。

B中腰の姿勢から
両腕を肩の高さに構える。尻をかかとに向けて下し、背中を丸めて倒れ、両腕でたたみを打つ。

A立った姿勢から
両腕を肩の高さに構え、しゃがんで、あとはBと同じ。

        
CHECK!
ふたり組でやってみる

ふたり組になって、中腰の姿勢をとって、押し合って、受け身をとるのも、よい練習になる。すぐに元の姿勢にもどって、交互に、または競争で何度か続けてやってみよう。
CHECK!
腰を折りすぎない

受け身の練習の時、右の写真のように腰が深く曲がらないように注意したい。体の力が抜けてしまうので、体の各部を守ることができない。腹筋をしっかり使ってたたみを打とう。


※ 『柔道 (Jスポーツシリーズ 5)』(旺文社)より許可をいただいて転載させていただいております。

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